30〜40代で増加している。生前での遺品整理。

「自分が死んだら身内に身の回りのことを頼むことはできない。」
「自分のことは自分の責任として済ませておきたい」


提携先の話によると、
最近は身内がいる方でも、
身内に内緒で遺品整理業者に
見積りを依頼する方が増えているそうです。

遺品整理を生前に相談する方は、
50代以上の方が多いのですが、
年に数件30〜40代の方からの
問い合わせがあるそうです。

「自分の親から頼まれて電話したのではなく、
自身の遺品についての相談なんです。」と。
みなさん色々なご事情があるようです。



たとえば、
 
「大きな病気を患い闘病生活となる。
仕事を継続することも困難となりそうだ。

生活保護を受けることも考えられるので、
身の回りをきれいにしておきたい。」


「作業中の事故で、重傷を負った。
一命をとりとめ仕事にも復帰したが、
仕事柄、再発の可能性も考えられる。
具体的に死因を想定して心配になり相談した」

「長期の海外転勤が決定した。
 転勤先で事故にあう可能性もあるので
事前に片付けられるものは片付けたい」

などなどです。
皆さま色々なご事情やお考えがあり
生前の遺品整理をご依頼をされます。
 
共通しているのは、
「迷惑をかけたくない」という気持ち。
 
第三者からすると、
「深く考えすぎじゃない?」
「たいしたことではないのに」
「それは迷惑として考えなくてもいいよ」
と言ってあげたいようなことも多いのですが、
人によっては真剣に悩んでおられるようです。

人はそれぞれ悩むポイントが違う
ということがよくわかります。

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私たちは見えないところで、
助けられながら社会の中で生きています。


「人様に助けられているな」と感じることで
「迷惑をかけずにしよう」という気持ちが芽生えます。


上のご相談者は、不安だけでなく、
世話をしてくれる有り難味を、
自身の体や心が不自由になって、
気づけたからご依頼されたのだと考えています。
 
 
遺品整理の現場では、
ご遺族の方が立ち会うことが多いです。


「こんなメチャクチャなのに悪ですね」、
「本当にありがとうございました」
「ここまでキレイにしてくれてありがとう」
などなど、いつも感謝の言葉をいただけます。
猛暑の時などは、冷たいお茶の差し入れを
してくださったりとか。
 
お仕事をさせていただいているのですが、
「有り難いなあ」と本当に思います。

私たちとご依頼者様と、
感謝を受け取り合うことができる。
このお仕事の魅力ですね。